
サロンはお蔵の佇まいをそのまま活かしている。外回りを白い砂利敷きにしたのは、オーナーのアイディア。
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玄関の引き戸はオーナーが吟味して購入したもの。
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新設した水回り。階段下はスペースを余すところなく収納にしている。
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ワークショップもできるようにとすっきりと造った1階。お蔵に眠っていた家具を活用してコーディネートしている。
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カウンセリング・施術スペースには、お蔵独特のゆったりとした心地よさが漂う。
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カウンセリング・施術スペース
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カウンセリング・施術スペース
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カウンセリング・施術スペース
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江戸時代のお蔵を改修したエステサロン「鈴空(りんくう)」
「鈴空(りんくう)」は、山形市内に江戸時代から建つお蔵の佇まいをそのまま活かしたエステサロン。オイルマッサージや顔分析メーク講座などとともに、全国的にもめずらしいトークセン(タイ式木槌療法)や音叉フェイシャルといった施術メニューを取り扱っている。
今回、畳敷きと板敷きだった1階を主に改修し、サロンに水回りを設置した。お蔵の土壁には穴を開けたくないというオーナーの想いを汲み、お蔵の大枠には手を付けないよう、既存の階段の位置を動かすことでトイレと手洗い場を設けることを提案。さらに極力デッドスペースをつくらないようにこだわり、階段の下に収納を造った。
改修にあたって、トイレの戸や玄関の引き戸などはオーナーが吟味して新たに購入したものを取り付け。既存のお蔵やお蔵に眠っていた調度品の雰囲気と見事に調和し、レトロな味わいを醸し出している。
江戸時代のお蔵が、木の温もりに包まれながら暖かいおもてなしと確かな技術に基いた施術を味わえる、まさに隠れ「蔵」的サロンとして再び輝き出した。
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